
第7回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(7th JOSKAS)が、本教室の齋藤知行教授を学会長として、2015年6月18日(木)から20日(土)の3日間に亘り、札幌コンベンションセンターと札幌市産業振興センターで開催されました。膝関節、関節鏡、スポーツ医学を中心に、さらに肩関節、肘関節、股関節、手関節にも及ぶ、整形外科医にとって年に1回の盛大な学会であり、北海道ならではの過ごしやすい天候にも恵まれ、本学会の参加人数は過去最高の2564名を記録しました。応募演題数も過去最高の1143演題であり、口演145セッション、ポスター48セッションを組み、全13会場で口演が行われました。若い先生方・年輩の先生方とも革新的なアイデア、手術手技を提示していただき、どの会場でも非常に活発な熱い議論が行われました。パネルディスカッション11題、シンポジウム7題・ランチョンセミナー18題が企画され、いずれも現在注目を集めているトピックスであり、各分野の第一線の先生方に各領域の現状・問題点・最新の知見を話して頂きました。変形性膝関節症・膝関節骨壊死に対して施行する高位脛骨骨切り術は当教室を代表する術式の1つですが、高位脛骨骨切り術の演題数も非常に多く、3日間1会場を通して発表が行われ、今後も増加・発展していく術式であることを再認識しました。ご参加いただいた先生方にとって、日常診療・研究に役立つ、実りある学会であったと思います。
文責:小林秀郎
全員懇親会場にて
会期 | 2015年6月18日(木)~20日(土) |
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会場 | 札幌コンベンションセンター 札幌市産業振興センター |
会長 | 齋藤 知行(横浜市立大学 医学部整形外科 教授) |