横須賀市立市民病院

1.【病院の特色】

当院は、三浦半島の中央部の相模湾沿いに位置しております。近くには風光明媚な湘南国際村があります。国際村までは車で約10分の距離で、近代的宿泊施設・各種会議場・レストラン・プールなどの設備があり、遠方よりご来院の患者様・ご家族様の宿泊も可能です。ホテルの庭に出ますと、眼下に葉山の山々やマリーナ、その向こうに相模湾とそこに浮かぶ江の島が、そして遠く湾の向こうには富士山・箱根山はもとより伊豆半島、その南には大島までの大パノラマが開けます。一日見ていても飽きない景色は、治療後の静養場所には打って付けの施設であると思います。日本全国から患者様が治療を受けにご来院されることを歓迎いたします。



2.【診療科概要】

当科では関節疾患の中でも、特に膝関節・股関節を中心に治療しています。

膝関節においては、関節温存手術である骨切り術、関節再建手術である人工関節置換術などを適切な病期の症例に対して、適切な治療を行うことをモットーにしております。骨切り術は日本でも以前からある治療法でしたが、その複雑さから敬遠されてきました。われわれは関節温存への思いから、その骨切り術を改良してまいりました。術後のリハビリテーションは人工膝関節置換術とほぼ同じスケジュールで進み、術後3週間前後で歩いて退院となります。一方、2012年度より人工関節センターも併設しており、クリーン度の高い手術室で人工関節置換術を行っております。人工膝関節置換術は、ナビゲーションシステムを利用し、より高いレベルでの治療を実践しております。

股関節においては、変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死症などで痛みが強く、日常生活に支障が出ている患者様に対し、人工股関節全置換術を行っております。8cmの創で筋肉を傷つけない最小侵襲(MIS)手技で行っております。以前の術式より痛みが少なく、早期回復が望め、入院期間は10日前後です。退院後の日常生活、職場への復帰もスムーズです。重度の合併症をお持ちの患者様におかれましては、大学病院などより高度な専門医療機関へのご紹介も可能です。

当院では人工関節置換術後のリハビリテーションを専門に行う回復期リハビリテーション病棟や自宅退院へ向けてリハビリテーションを調整する包括ケア病棟を併設しております。希望のある方は1か月前後の入院期間延長も可能です。脊椎疾患や手の外科領域、骨折などの一般整形外科も含めて当科へご紹介いただければ幸いです。特に膝や股関節の痛みでお悩みの方は是非一度、関節外科へご相談ください。



3.【主な手術内容及び件数】

手術

TKA

骨切り術

人工

骨頭

ORIF

OWHTO

CWHTO

DFO

DLO

件数

75

40

291

3

16

28

99




4.【診療体制】

当院は常勤医4名で診療にあたっています。週2回(火・金)、手術枠が確保されており、関節疾患をメインに手術を行っています。患者様の年齢・病期など考慮し、関節鏡視下手術、骨切り術から人工関節手術まで、最も適した術式で手術を行っております。